第16期 会長 L 佐藤 真砂忠
2026-2027 会長挨拶
「ライオンズクラブは奉仕団体である。」これは、前期に前田会長が掲げたスローガンです。今期は、このライオンズクラブ110年間に亘る「奉仕団体」という大儀を以って、「地域と共に」取り組みたいと思います。
名古屋シティライオンズクラブは、15年前に青少年健全育成を目的として結成されたことを思い出してください。発会にあたり、これまでの自己満足的なライオンズクラブの活動を省み、必要とされる奉仕活動を目指しました。合理的な運営を行う事により、様々な軋轢の中でのご批判を真摯に受け止め乍ら新しい時代のクラブとしての活動を模索して参りました。そして次第にご理解を頂き、相応の評価を頂けるようになりました。さらに10周年を迎える頃には様々な表彰も頂いております。しかし15年を経た今日、「新しいクラブ」と言われた我がクラブも、次の10年を見据えて活気ある活動を維持するために進化を迎える時がやってまいりました。この過渡期のジレンマからの脱却を試み、皆様と共に答えを見つけ出していきたいと思います。その為には新しい仲間(会員)を増やし、地域を巻き込み、多様な意見のもと、「本質不変革新」を以って臨んでいきたいと思います。会員増強は必要ですが、人口減少の我が国でこれを成し遂げることは困難を極めます。であれば会員に限らず地域や活動ごとに賛同者を協力者として迎へ、我々会員主導により進めて行けば良いのではないでしょうか。
時代は急速に変わりつつあります。IT化が進み、私たちを取り巻く環境は、より狭くなってまいりました。今起きている事を直ちに視覚、聴覚で受け止める事ができます。報道を待つことなく、知ることができるのです。この様な時代だからこそ、世界的組織であり、迅速に柔軟な対応ができるライオンズクラブが、そのネットワークを利用して力を発揮できるのでは無いでしょうか。ライオンズクラブだからこそできる活動は沢山あります。今日、世界各地で未曾有の自然災害、疫病などが発生し、紛争が絶えない中で貧困がもたらす絶望感を鎮め、自由を守り、平和を願うライオンズクラブの活動に矜持を持って、他国クラブとも協力し合い奉仕活動を続けて行きたいと願っています。
1917年、アメリカ・シカゴでメルビン・ジョーンズにより、地域社会の改善を目的に設立された奉仕団体は、実に110年の長きに亘り受け継がれているのです。それは、ブレない精神「we serve」と組織力があったからです。100年以上続くには存在意義があるからなのです。これらを承継して本分を変えることなく次世代へ繋いでいくことが我々の努めだと思います。