第15期 会長 L 前田 智史
2025-2026 会長挨拶
名古屋シティライオンズクラブは、今年度第15期を迎えます。創立より「青少年健全育成」を主軸に掲げ、様々な奉仕活動に取り組んできました。
薬物乱用防止教室、キャリアミーティング、名養クラブデイキャンプ、愛フェス、オリンピックへのかけはし、チャリティ講演会、YCE事業、日比津公園ベンチ寄贈、チャリティコンサート等々、いずれも意義のある奉仕活動であったと思います。
特に創立年度にMJF100%クラブ、5周年には200%、10周年には世界でも数少ないMJF300%クラブの達成と一段づつ階段を登ってきました。
また5周年記念事業として立ち上げた青少年育成事業「オリンピックへのかけはし」は継続事業として発展、定着しています。10周年記念事業には小児がんで苦しむ子供たちを支援するために資金獲得事業「チャリティ講演会」を立ち上げ、現在では継続事業「チャリティーコンサート」として弊クラブのメインACTとして成長しました。この15年間でガバナーアクティビティグランプリを始め、大きなアワードを多数いただき評価もしていただきました。どのACTをとっても自分たちの子供のようにさえ感じます。評価されるために奉仕事業をしているわけではありませんが、しかし人間誰しも褒められると幸福な気持ちになります。我々が取り組んできた方向が間違っていなかったと感じます。
さて、昨今世界では各地で紛争が起こり、日本国内では円安、物価高騰による経済の不透明感が増しています。また地震、異常気象による自然災害が世界各地で頻繁に起きています。100年に一度が毎年起きています。これまでの経験則が通用しなくなってきました。環境が変化し、社会情勢が変容する中でライオンズクラブは何をすべきかを考える必要があります。
そこで今年度のクラブスローガンを「原点回帰、ライオンズは奉仕団体である」とさせていただきます。名古屋シティライオンズクラブ発足時のスローガンをあえて掲げます。今一度初心を忘れず奉仕活動と向き合い、真摯に新たな気持ち取り組んでいきたいと考えます。地域に密着し、国際協会の一員として我々に何ができるのかをメンバー皆で考え、一歩づつ奉仕活動に邁進します。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。